*  USB電源供給機能の活性化および非活性化可能

   *  USB入力電源を5V / 3.3Vのうち、一つを選択可能

   *  フラッシュプログラマーとUART通信動作のうち、一つを選択して作動可能

◆多様なOS用ドライバーを提供

   * Windows XP, XP x64 Edition, Server 2003, WindowsVista, Windows 7,

     Windows Server 2008(r2), Windows 8, Windows 8.1, Windows 10, WindowsServer 2012

   * Max OS X

   * Linux (3.0 以上のカーネルにはドライバーが含まれています)

◆支援ソフトウェア

   * Renesas Flash Programmerユーティリティを使用し、ダウンロード可能

◆KCC認証番号:MSIP-REM-TXZ-RDRL78FPV10

                  RD-RL78-FPフラッシュプログラマー

▲ ハードウェアの構成

▲ ハードウェアの詳細

    ● E1インターフェース コネクターピン

      E1インターフェースを使用してRL78 MCUと連結し、プログラムをダウンロードできます。

      自社の開発ボードだけでなく、他社開発ボードのE1インターフェースに連結しても同じ

       動作を実行します。

● UARTインターフェースコネクターピン

      4ピンコネクターで入/出力される直列通信信号は、TTL Levelの信号を処理できます。

      4ピンコネクターのうち、TXD,RXD,GND3ピンだけを使うこともでき、4ピン コネクターの

      １番ピンでVCC電源を取って使用できます。

      弊社のMCUモジュールおよびメインボードは、4p-4pダイレクトケーブルに連結して

       使用可能です。

      弊社の他の通信モジュールに連結する場合は、2,3番端子を交差して連結してください。

• その他にも、状況によってはRXとTXを交差連結しなければならない場合がありますので、連結方向にご注意ください。

● スイッチ

RD-RL78-FPにはDIPスイッチがあり、このDIPスイッチを利用してフラッシュプログラマー

の動作を制御します。各スイッチの動作は次のとおりです。

RD-RL78-FPは基本的にすべてのスイッチ(SW1～SW3)がON状態で製造および販売されています。

ターゲットボードに合わせてスイッチを操作し、設定を変更してください。

▲ ハードウェアの使用

● RL78フラッシュ プログラマーで使用

下の写真のように接続後、SW使用方法(4章)に従ってフラッシュプログラミングを行います。

● UART通信装備に活用

   次の写真のように接続後、UART通信ソフトウェアを使ってUART通信可能です。

● USBドライバーの設置

  a. 日本ニューティーシー(株)のホームページ(http://www.newtc.co.jp)のRenesas資料室にある、RD-RL78-FP用ドライバーをダウンロードして設置します。

1. COMポートを変更する場合は、設定されたCOMポートを右クリック→メニュー→属性→ポート設定→詳細設定で、COMポート番号を変更できます。

   

   

 ● RENESAS Flash Programmerユーティリティの使用

   a. RENESASFlash Programmerユーティリティを実行してCreate new workspace,Basic modeを選択します。 

 b. プログラミングするRL78/G13 MCUを選択します。(この例ではRM-RL78-G13に使用されているR5F100GEを選択します).

      次に作業空間の名前とプロジェクトの名前を指定して、Nextボタンで次に進みます。。

c. コミュニケーション インターフェイスで、Toolに3.1で見つけたCOMポート番号を指定して、次に進みます(NEXTをクリック)。  

d. Input Voltageを指定して、次に進みます(RD-RL78-FPのスイッチの設定に合った電圧を設定してください)。  

e. プロジェクトの設定で、Completeをクリックします。

f. 次の画面でUser/Data area項目のBrowse.. ボタンをクリックし、

    記録するバイナリファイルを指定します。基本的にはmot拡張子に表示されます。

g. ファイルを指定したら、下段のStartボタンをクリックします。

h. しばらく待ってから、次のように表示されれば成功です。